土壌汚染対策比較表

日本理化工業の土壌汚染調査サービスTOP > 土壌汚染対策比較表

土壌汚染除去・浄化方法の比較

土壌汚染の除去・浄化の方法にはいくつかの方法があります。主な方法と日本理化工業の除去・浄化方法を比較してみましょう。

工法名 土壌洗浄(日本理化工業) 改質処理 土壌入れ替え
技術概要

掘削した汚染土壌を高圧洗浄により砂・礫に付着する特定有害物質(重金属)を剥離洗浄することにより、土壌中に含まれる重金属類を分離・除去する。

生石灰・セメントなどの改質材を混合し、油臭・油膜がない状態とする。
改質処理土は、埋戻し土として再利用する。

土壌掘削範囲周囲に鋼矢板による土留を設置し、汚染土壌を掘削・場外搬出し、良質の購入土により埋め戻しを行う方法である。

長所
  • 処理効率が安定しているため、確実に予定工期内に終了可能。
  • 土壌入れ替えの工法に比べ、安価である。
  • 他の原位置工法に比べ、短期間での改質が可能である。
  • 土壌入れ替えに比べ、最も安価である。
  • 他の工法に比べ、短期間での浄化が可能である。
  • 完全浄化が可能である。
  • 有害物質の種類に関係なく浄化可能である。
  • 地下水以浅の汚染土壌の浄化が可能である。
短所
  • 施工ヤードとして、約200㎡以上が必要である。
  • 土質がシルト・粘土質では洗浄作業の効率が低下する。
  • 目的物質(油)を取り除くのではなく封じ込み。
  • 汚染物質の含有量の低減はしない。
  • 土質がシルト・粘土質では効率が低下する。
  • 掘削を伴う改質方法の為、十分な臭気対策が必要である。
  • 六価クロム溶出性の恐れあり。(セメント使用)
  • 他の工法に比べ、高価である。

日本理化工業独自の土壌汚染除去方法はこちら